学識サロンより今回はコチラの動画をご紹介します。※再生時間14:39
コチラの動画は木村尚義さんの「ずるい考え方」を解説したモノ。
この本における「ずるい」は「思いがけない発想で周囲を悔しがらせる」と定義されている。
【例】
- 飲み会の会計の集金を行う→その人はクレジットで決算する→その人はポイントを得る
- 買い物に大きめのエコバックを持っていく→店員さんがそのバッグに入れてくれる
以下のような考え方をラテラルシンキングと言う
- 常識にとらわれず、自由な発想を可能にする考え方
- お金や時間をかけずに、目的を達成してしまう考え方
このような考え方ができるかできないかで、人生得するのか大損するのかが決まる。
【ラテラルシンキングとは?】1:27
<定義>
どんな前提条件にも支配されない自由な思考法
水平思考に多角的に見る、視点を広げる思考法である。順序などの枠にとらわれず自由に考える。
ロジカルシンキングは過程を問われるが、ラテラルシンキングでは結果を問われる。
<特徴>
- あらゆる前提から自由になる・・・ルールや常識を無視できる
- 問題が最短ルートで解決される・・・車じゃなくて新幹線、ヘリを使う
- お金、時間、手間が節約できる・・・メモするのではなく音声入力にする
【なぜラテラルシンキングが必要なのか?】6:38
学校で習う学習や会社での仕事はロジカルシンキングである。
ロジカルシンキングは正解が1つであるため、私達は「世界は1つだ」という固定概念が刷り込まれている。
ラテラルシンキングを鍛えることで「固定概念、先入観、常識」にとらわれなくなりアイデアが豊富になる。
ちなみに市場価値が高いとされる人々はラテラルシンキングが得意とされている。
【ラテラルシンキングに必要な3つの力】7:54
①疑う力・・・固定概念を打ち破ること
固定概念とは「~であるべき、~になるはず」と決めつけてしまうこと。
固定概念を打ち破るには「疑う力を鍛える」
- なぜ?・・・なぜ必要なのか?なぜ不可能なのか?なぜ同じでなければならないのか?
- 本当?・・・目の前の情報は本当なのか?
- 今はね・・・物事は時間と共に変化する。今は正しくても後々は正しくなくなるかも
②抽象化する力・・・物事の本質や機能に注目する事
【抽象化の例】
鉛筆イコール文字を書く、絵を描く
「書く(描く)」を抽象化すると鉛筆の代用品が見つかる→ボールペン、万年筆など
【抽象化の3つのステップ(鉛筆を例とした場合)】
- 対象の特定・・・鉛筆
- 抽象化・・・・・書く道具
- 具体化・・・・・ボールペン、万年筆
③セレンディピティ
セレンディピティ・・・何かを探している時にそれとは別の価値あるものを偶然見つける力。偶然を偶然として無視しない力。偶然を何かに関連付ける力
セレンディピティを磨く方法は驚くこと!当たり前のことにこそ驚くこと。ムリヤリでも構わない。
日常の出来事を大げさに驚いてみよう。
この動画のまとめ
- 人生を得して生きるためには「ずるい発想」が必要である
- ラテラルシンキングを鍛えることで発想が豊かになる
- 物事に対して一切の決めつけを行わず自由に多角的に考えてみる
- 日常生活で「驚く」回数を増やすことでセレンディピティを鍛えることができる
「ずるい」というと聞こえはわるいかもしれませんが「賢く」と言い換えてみるとどうでしょうか。
私たち日本人は常識にとらわれやすい傾向にあります。それは日本の教育の方針なので仕方ありません。
しかし人生を豊かにするには常識にとらわれていてはいけません。決めつけを行わず自由に考えてみましょう。
きっと新しいアイデアが見つかるはずです。